どっちが良い?白髪染め「カラートリートメントとマニキュア」3つの違いとは?

元美容師Mです。

最近白髪染めで流行りつつあるの白髪染めカラートリートメント。ダメージ無しで白髪が染められる!と言う事でかなりの人気があります。

そんなカラートリートメントに似ているのが”ヘアマニキュア”ですね。

こちらもダメージレスで白髪が染められるので、一見すると同じように感じますが・・・全っ然!性質が違うんです。

今回は白髪染めカラートリートメントとヘアマニキュア何が違うのか?どちらを使えば良いのか?を元カラーリストの私が徹底解説していきます!

1,白髪の染まり

カラートリートメント

2001年の化粧品の規制緩和で配合可能になった”HC染料”がメインで配合され、更に”塩基性染料”という染料が配合されています。

HC染料は分子の大きさがかなり小さいので、キューティクルの隙間からスルッっと内側に染料が浸透してくれます。

通常のヘアカラー剤の場合は、一度髪の毛をアルカリ性に傾けてキューティクルを開いて染料を浸透させていくんです。

ただ、”キューティクルを開く”っという事は同時に髪の内部の栄養分が外に流失してしまうので、これがヘアカラーのダメージの一因にもなるんですね。
【元美容師が解説】白髪染めとカラートリートメントの5つの違いと選び方とは?

それとは逆にHC染料はキューティクルを開く必要が無いので”ダメージが無い”っというのが最大のメリットになります。

そして、もう1つの”塩基性染料”は分子が大きく髪の内部に浸透しません。

が!+のイオンを持っており、髪に元々存在する-イオンと結合することによって、ガチッと色味がキープできる仕組みになっています。

塩基性染料は髪の内部に浸透出来ないので、髪の表面付近のみを染める事ができます。

ただし!HC染料は分子が細かくて、髪の内部まで浸透しやすいものの、分子が小さいのでその分流失しやすいのが弱点とも言えます。

そして塩基性染料は配合量がそれほど多くないので、色持ちは他のカラー剤よりも悪め。

カラートリートメントはどんなに色持ちしても2週間。大体は1週間くらいで色落ちしてしまうので、3~7日くらいに1度は再染毛が必要になります。

ただし!「色落ちが早い」と言うとデメリットに感じられるかもしれませんが、”カラーチェンジがしやすい””美容室の合間に使える”っと言ったメリットにもなるといえます。

ここまでのまとめ
・どんなに長くても1~2週間で色落ちする
・染めるのに時間がかかる場合がある(1回30分程度を2,3回連続など)
・色が定着してくれば、染める回数も減ってくる
・アルカリ剤が配合していないので”ダメージレス”
・髪の内側と表面を同時に染毛していく

ヘアマニキュア

酸性染料という、比較的分子の大きい染料で”髪の表面のみ”を染料してきます。

髪の毛には元々+イオン、-イオンが存在しますが、この+イオンと吸着して髪を染めていく仕組みです。

カラートリートメントに配合されるHC染料よりも、イオン結合で割としっかりめに染料が定着するので、”早く染まる””色が長持ちする”というのが最大のメリットですね。

カラートリートメントよりも、染まりも色持ちは断然良いっ!っと言うのはハッキリ言えます。

ただし!色持ちが良いと言うのは逆に言えば”カラーチェンジし難い”とも言えますね。

間違いなくカラートリートメントよりも、染まりも色持ちも良いのは間違い無いのですが、美容室で白髪染めをしたくなった場合も色が落ちるまで待たないといけないのもネック。

(ヘアマニキュアが髪に残っていると通常のカラーはムラになります)

っという点を考慮すると、色持ちが良いのは一概にメリットとも言い切れないかなぁと言うのが私の意見ですね。

ここまでのまとめ
・カラートリートメントよりも早く染まる1回、15分とかでも染まる
・色持ちは2週間~1ヶ月
・アルカリ剤は配合していないので”ダメージレス”
・髪の表面を染めていく

2,お肌の染まりやすさ【重要】

私が自宅で白髪を染めるにあたって、最も重要視してるのが”染まりやすさ”なんかよりもこの「お肌が染まらないか?」っという点です。

っというのもヘアマニキュアは染まりや色持ちはカラートリートメントよりも勝っているのですが・・・

「皮膚などに付着するとめっっちゃ落ちにくい!」

っという最凶とも言えるデメリットがあるんです(汗)

論より証拠。っという事で、どのくらい色が落ちにくいのか?!を検証してきます。カラートリートメントとヘアマニキュアを手の甲にべっちょりつけます↓※左がカラートリートメント、右がヘアマニキュアです。

そして、10分放置して比較した画像がコチラぁ!!↓

左側のカラートリートメントもうっすら染まっていますが、まあ許容範囲。しかし!問題なのは右側のヘアマニキュア。

「あれ?右側のマニキュアまだ液が乗っかっているんじゃない?」っとツッコまれそうな程、ガッツリ染まっちゃっています・・・

画像だとカラートリートメントの方だけ流しているようにも見えるのですが、拡大してみるとこんな感じ↓

カラートリートメントの方は、うっすら染料で染まっているくらいですが、ヘアマニキュアの方は「何か怪我をしたのか?!」ってくらい染まっていますね。(汗)

この皮膚やお風呂場に付着すると全然落ちない!というのが私が考えうる”ヘアマニキュアの最大、最凶の弱点”です。

確かに染まりや色持ちはヘアマニキュアの方が優れているのは間違い無いのです。

が、毎回毎回白髪を染める度に頭皮や「おでこにつかないように・・・ 」とか「お風呂場を汚さないように・・・」っと神経を使うのが煩わしすぎます。(汗)

私自身、美容室でヘアマニキュアを少なくとも1000回以上は施術してきましたが、美容室でさえ「頭皮につかないように・・・」「店を汚さないように・・・」とかなり神経使いましたね。

環境が整っている美容室でさえ、それだけ神経を使うのに自宅で神経をすり減らしながら、毎回、毎回マニキュアで髪を染めるのは個人的にはめんどくさすぎ!っと思っちゃいます。

ここまでのまとめ
・ヘアマニキュアは肌やお風呂につくとかなり染まる!
・カラートリートメントも染まるがすぐに落ちる

3,染毛準備

カラートリートメントは準備無しで即染められるのもメリット。白髪カラートリートメントに付属しているのは以下のような手袋くらいしかありません↓

もし、あなたが「ああ白髪が気になるぅ!」っと思ったら手袋をはめれば、即白髪染めができるという事です。

しかし!ヘアマニキュアの場合は前述したように、とにかく肌やお風呂場についたら落ちないので、染めようと思ったら準備が必要です。

一応、このようにおでこが染まらないように、”保護クリーム”やお肌についた時用に”リムーバー”などもついてます↓

が!そもそも保護クリームを毎回、毎回塗るのがめんどくさすぎますし、一度お肌についたら”リムーバー”を使っても全然落ちません(汗)

デコや頬にマニキュアがピッとついたら最低でも2,3日は色がついてしまうのを覚悟しないといけませぬ。

カラートリートメントもお肌にペチョっとついたら多少は染まりますが、そもそもマニキュアよりも粘度が高いものが多いので液垂れし難いです。

自宅で好きな時に染められる手軽さで言えば、圧倒的にカラートリートメントの方が優れていると断言できますね。

ここまでのまとめ
・マニキュアは保護クリーム、イヤーキャップなど準備が必要
・カラートリートメントは手袋をはめるだけで、即染められる

【結論】自宅で白髪染めするなら,間違いなくカラートリートメントです。

こう言ってしまうと、カラートリートメント業界の回し者か?!っと言われそうですが、それでも私は構いません。

自宅で白髪を染めるならぶっちぎりでカラートリートメントの方が優れている!っと断言させて頂きます。

単純な染毛力に関しては間違いなく、マニキュアの方が優れています。

が!やはり”準備が必要”という点、”肌やお風呂場が汚れる可能性がある”という取り回しの悪さを考慮すると、絶対にカラートリートメントの方が優れています。

いくらヘアマニキュアが「一ヶ月くらい色持ちがする!」と言っても、2週間もすれば根本の白髪が伸びて来ます。

一度染めた部分は1ヶ月色持ちしようと、新しく伸びてくる部分は再染毛が必要・・・

っと考えるとわざわざ、2週間毎に「保護クリーム塗って、お肌に液がつかないように」っと神経をすり減らしながら染め続けるなんてめんどくさすぎます。

「カラートリートメントじゃ染まらない!」っという人が仕方なくマニキュアを使って染めるのはアリですが、自宅で染めるならカラートリートメントを使うべきですね。

あくまでも私の考えですがマニキュアは美容師のようなプロが使うべき、染毛剤だと思いますね。

ただし!一言でカラートリートメントと言っても、全く染まらない物から、本当にこれトリートメントなのか?!っと言いたくなるようなものまで千差万別です。

もし、あなたがカラートリートメントを検討しているなら、以下の記事も参考にして頂ければ幸いです↓
【86品検証】元美容師が激選!『白髪染めカラートリートメントBEST5』はコレだッ!

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