【元美容師が解説】白髪染めを長持ちさせる!現実的な4つの方法とは?

元美容師Mです。

せっかくキレイに白髪染めしたのに、「すぐに色が落ちてしまう!」って人は多いかと思います。

っというのも私自身、今まで少なくとも1000人以上は白髪染めしてきましたが、どうしても白髪染めが早く落ちてしまう人と、「あれ?最近〇〇さん白髪染め来ないな・・・」っと心配になるくらい長持ちする人とで別れるんですよ。

美容師として白髪染めをしていても、できるだけ長持ちさせられるように染めてあげたい!っと心の底から思うのですが、やはり一番白髪染めを長持ちさせるために重要なのは”ホームケア”です。

どんなに美容室で完璧に染まった!っと思っても、ホームケアがダメダメだと本当にあっという間に色落ちしちゃいます・・・

1ヶ月に一回白髪染めをすると考えると30日中、29日は自宅でシャンプーやら何やらヘアケアをするわけなので、サロンケアよりもホームケアの方が何十倍も重要なんですよね。実は。

っというわけで、今回は白髪染めを長持ちさせる4つの現実的な方法を元美容師の私が解説してきたいと思います!

白髪染めが落ちてしまう3つの原因とは?

まずは白髪染めを長持ちさせる方法の前に「なぜ白髪染めの色が落ちてしまうのか?」原因を解説していきます。

単純な話ですが原因さえ分かっていれば、その原因を抑える事でカラーの退色が防げる!っというわけです。

1,シャンプーの洗浄力が強すぎる!

カラーの退色で最も激しいのがコレ!

当ブログでは、カラートリートメントや白髪染めを毛束に染毛して、7回シャンプーすることで7日後の色持ち感を再現していますが、たった7回のシャンプーだけでもこれだけ退色しちゃいます。

染毛直後の画像↓

7日経過後の画像↓

実験では市販白髪染めビゲン香りのヘアカラーで染め、あえてシャンプーは市販の洗浄力が高いものを使っています。

染毛直後は白髪部分も割としっかりめに暗く染まっていますが、7回シャンプーすると白髪部分がキラッと光ってしまい”白髪浮き”が出てきていますね・・・

シャンプーする”だけ”でもこれだけ色落ちしちゃうんです。

より詳細な実験結果はコチラも参考にして頂ければ幸いですm(_ _)m
【7日検証】色持ち悪め!「ビゲン香りのヘアカラー」染まりを元美容師が全力レビュー!

「シャンプーなんて何でも一緒でしょ・・・?」っと考えている人も多いのですが、本当にシャンプーを変えるだけでまっっったく違います。笑

どういうシャンプーを選べば良いのか?は後述しますが、もしあなたが成分も見ないでシャンプーを選んでいるなら、この機会にシャンプーを変更するのを強く、強くオススメしますよ!

2,紫外線によって染料が分解されてしまう

実は意外に見逃しがちなのがコレ。カラーの染料は紫外線を浴びると分解されちゃうんです。

「大して変わらないでしょ~(笑)」っと思うかもしれませんが、カラーした毛束に紫外線を照射した実験だとこんなに退色しちゃっています(汗)

カラーリング毛への紫外線照射した退色具合比較実験。
引用:三省製薬株式会社

一番左の毛束と中央の紫外線照射した毛束を比較するともう、1秒で「あっメチャ退色してるわ・・・」っと感じて頂けるかと思います。笑

お肌には悪いと分かっていて、日焼け止めクリームを塗る人は多いです。が、髪に対してもかなり悪影響なんですよね。

3、カラー剤に含まれるアルカリ剤が髪に残ってしまっている

以前、当ブログでも解説しましたが一般的な白髪染めは薬剤の中にアルカリ剤や過酸化水素という、髪のダメージの原因になる物質がタップリドップリ配合されています。

明度を明るくする為に絶対必要な成分。

なのですが、アルカリ剤や過酸化水素は髪を明るくする作用がある反面、毛髪内のタンパク質も破壊してしまい、これがダメージの原因になってしまうんですね(汗)

そして、このアルカリ剤などの悪影響を与える薬剤は一回シャンプーしただけで流れ落ちるわけじゃなく、毛髪内に留まってしばらくの間ダメージを与え続けます。

いわゆる、”残留アルカリ”というやつですね。

カラーを長持ちさせたいのであれば、「如何に毛髪内に残った残留アルカリを除去するか?!」も色持ちを長くさせるための秘訣になります。

では一体どうやって、残留アルカリを除去するのか?!ですが、、、これも後述していきますね。

白髪染めを長持ちさせる現実的な方法とは?

1,白髪染めが長持ちするシャンプーに変える

一番手っ取り早く白髪の色持ちを対策できるのが、洗浄力がマイルドでなおかつ、退色防止成分が配合されているシャンプーを使う!ってことです。

シャンプーと一言で言っても、成分をみるとぜんっっぜん中身違いますからね・・・

では、一体どんな成分が配合されたシャンプーを選べば良いのか?!ですが、「洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーを選ぶ!」これだけでかなり退色防止になります。

アミノ酸系洗浄成分の例
ココイルグルタミン酸
ラウロイルメチルアラニン
ココイルメチルタウリン(正確にはアミノ酸ではないが、優しい)
コカミドプロピルベタイン(これもアミノ酸ではないが、優しい)
逆に安い市販シャンプーに多く採用される『ラウレス硫酸』や『ラウリル硫酸』なんかは刺激性も洗浄力も強い成分なので、絶対にオススメできません。
ただ、最近は「ラウレス硫酸フリー」と書いておきながら、それとほぼ同等の『オレフィンスルホン酸』という洗浄力が強い成分が配合されている場合もかなり多くなっているんですよね。
なので「ラウレス~っと書いているのを外せばOK!」と言うわけでも無くなってきています(汗)
カラーの退色が早くなる洗浄成分の一例
ラウレス硫酸
ラウリル硫酸
オレフィンスルホン酸
ラウレス-カルボン酸(刺激は低いが洗浄力は強い)
良い成分、悪い成分を挙げていくとそれだけで、1ページ埋まってしまうので割愛しますが、上記に記載した成分を覚えておけばある程度、色持ちの良いシャンプー悪いシャンプーの判別はつきます。
ただし!注意しないといけないのが、「アミノ酸系シャンプー!」っと書いておきながら、アミノ酸系成分はちょぴりしか配合していないパターンですね。
アミノ酸系シャンプーと書いておきながら、成分を見ると実は「オレフィンスルホン酸がベースで、アミノ酸系成分はあまり入っていない」っという事も普通にありますので。
更に洗浄力が優しいのに+して『ヘマチン』などの毛髪補修&カラーの色持ちがアップする成分が配合されてれば更にGOOD!
もう、こうなってくるとワケわからないよ!っと混乱する人もいるかと思います・・・
もし、あなたが「結局どれが良いのよ!」っと感じているのであれば、300種類以上のシャンプー成分を解析してきた私の記事を参考にして頂ければ幸いです。
【元美容師が激選】最高品質のアミノ酸シャンプーランキングBEST4を理由を添えて発表します。

2、紫外線カットスプレーを使う!

最近では日焼け止めクリームだけじゃなく、髪の毛にスプレーするタイプの髪に付ける日焼け止め的な商品も多く出ています。

紫外線防止については、”外で活動するので、毎日毎日浴び続ける人”と”出勤や通学するときくらいしか、紫外線は浴びない”という人とで別れると思いますので、全ての人が使うべき!とも言えません。

実質10~15分日光にあたるくらいであれば気にしなくてもいいかなぁと。付けたほうが良いのは間違いないです。

ただ、毎日スプレーを付け続けるのは面倒だし、コストもかかりますのでそれだったら、その分洗浄力がマイルドなシャンプーを使う方に予算を充てた方が現実的かと。

もしくは、休日で「今日は紫外線をたくさん浴びる!」という日だけ紫外線防止スプレーを使うという感じが良いかもです。

3,気持ち暗めのカラーにする

カラーは暗い色であればあるほど、染料が濃いです。つまり!単純な話、暗い色に染めたほうが色持ちは良いってことです。

もし、あなたが8レベルくらいの明るさに染めたいのであれば、最初から退色すること前提で6,5~7レベルくらいに染めるという感じ。

2週間もすれば退色して1レベルくらい明るくなってしまうので、最初の1,2週間くらいはちょっと暗めなのをガマンして、色落ちしたくらいに狙った明るさのカラーを楽しむ!って方法ですね。

2週間後に予定があって、その時に丁度狙った明るさのカラーに仕上げたい!という時なんかにオススメ。

ただ、デメリットとしては最初の1,2週間くらいは想定よりも暗い色で過ごさないといけない点と、人によって退色加減が違うので「思ったよりも暗いまま色が長持ちしてしまった!」というパターンも考えられます。

この辺りは美容師さんの腕前と、運の要素も絡むので万人にオススメできる方法ではないですね・・・

間違ってもセルフカラーで暗めにするというのは止めておいたほうが良いです。

4,カラートリートメントを使用する

元カラーリストでもある私がコレを言ってしまうのも難ですが・・・

自分で白髪染めを長持ちさせるなら現時点では、「白髪染めカラートリートメント」を併用するのが最強の手法かなと。笑

っというのも私自身「カラートリートメントなんか染まらないだろっ!」っと謎のプライドが邪魔して否定してきたのですが、実際に検証してみると、染まる商品は染まります。

「えッ?自宅でこんだけ簡単に染まっちゃって大丈夫なの?」っとビビるほどに・・・

【元美容師が86品検証】白髪染めカラートリートメントBEST5を発表します!

しかも、白髪染めのようにアルカリ剤が配合されていないので、髪が痛む事もなし!メンドクサイ準備も必要なし!本当にトリートメントの代わりに手軽に染められるのが最高すぎます。

ただ、デメリットとしては白髪が染まりにくい!って人はカラートリートメントだけだと中々染まりません(汗)

カラートリートメントは一般的な白髪染めと違って、アルカリが配合されていないので髪が傷まない反面、髪を染める力も弱いです。
【元美容師が解説】白髪染めとカラートリートメントの5つの違いと選び方とは?

白髪が染まりにくい人が使う場合は、普段は白髪染めで染めていき「ちょっと色落ちしてきたかな?」っと思ったらカラートリートメントで染料を補給していく感じで使うのがベスト。

そして、根本の白髪が伸びてきたら、普通の白髪染めで染めるっという感じですね。

最もラクなのは白髪カラートリートメントだけで染めるのがラクですね。元美容師の私がコレ言っちゃうのも難ですが(汗)

髪は傷まない、何時でも染められる、トリートメント感覚で使えるって考えると一度は白髪カラートリートメントを試してみるべきかなぁと思います。

【まとめ】一番重要なのはシャンプー選び!

カラーの色持ちを少しでも長くしたい!と言うのであれば、やっぱり一番はシャンプー選びですね。

毎日365日使う、いわば洗剤なので洗浄力が優しいものを使うに越したことはありません。本当にこれだけでもかなり色持ち感変わりますので!

次はカラートリートメントですね。「カラートリートメントなんて絶対染まらん!」っと思っていましたが、商品選びさえ間違えなければかなり結果は変わってきます。

白髪が気になる~っという人は人生で1度位はチャレンジして貰いたいですね。ホントにラクなので。笑

ちなみに私が90商品以上、購入&検証した感じだと以下のカラートリートメントがぶっちぎりで染まりが良かったので、どれだけ染まるの?っと気になる人は目を通して頂ければ幸いです。
【7日検証】マイナチュレトリートメント(ダークブラウン)染まり&色落ちを元美容師がレビュー!

はぁ・・・いつか白髪染めしなくても、白髪が生えてこなくなるようになれば良いんだけどなぁ。。。

元カラーリストの私が86商品を購入&検証した結果、染まり,色味,色持ちが良い白髪染めトリートメントBEST5を発表します。

【86品検証】元美容師が激選!『白髪染めカラートリートメントBEST5』はコレだッ!

もし、あなたが「できるだけ明るめに染めたい」ならコチラのランキングも合わせて参考にしてみてくださいね↓
【2019】元美容師が86商品を検証「明るく染まる白髪染めトリートメント」TOP5を発表します。

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