「妊娠中の白髪染めはNG?」元美容師がオススメしない3つの理由と対策とは?

元美容師Mです。

「妊娠中でもカラーリングしたいけど、大丈夫なの?!」と心配される方も多いですが、、、カラーリングそのものが赤ちゃんに悪影響を及ぼす事は無いです。

サイトによっては「カラー剤が頭皮から吸収されてしまい赤ちゃんに悪影響がある」等と不安を煽って、何か商品を購入させようとする悪質なサイトもあります。

が、そんな根拠は一切ありませんし、ありえないのでこの点については安心して問題ない。

しかし!元美容師の私からすると、妊娠中にカラーリングをするのはオススメ!とも言えません・・・

ではなぜあんまりオススメとも言えないのか?!「妊娠中に白髪を染めたい人は一体どうしたら良いのか?!」元美容師が全力で解説してきます!

薬品が赤ちゃんに影響する事は無い

冒頭でもお伝えしたように、カラー剤が赤ちゃんに何らかの悪影響があるとは考えられないです。

っというのも「カラー剤が頭皮から吸収される!」とか不安を煽りまくっているサイトはたくさんあるのですが、カラー剤が頭皮から吸収されてしまうっと言った科学的根拠は一切無いんですよね。

ただただ、「吸収されるから危ない!だからこの商品を使ってください!」っと広告費欲しさに恐怖を煽っているだけにすぎません。

ちなみに「カラー剤やシャンプーなどの科学物質が経皮吸収される」と不安を煽って、自社商品を売りつけていたニューウエイズ社という会社は業務停止命令を受けています

平成20年2月20日、経済産業省は、経皮毒という用語を用いて他社製品の不安をあおり自社商品購入の勧誘を行っていたニューウエイズの事業者に対して、特定商取引法第34条第1項第1号(商品についての不実告知)を適用し、業務停止命令を出した。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E7%9A%AE%E6%AF%92

そもそも本当に赤ちゃんに影響があるなら、速攻で販売停止になっているはずです。

更に薬品の安全性に厳しい欧米なんかでも今でも普通に使用されている点からして、根拠の無い嘘だと言うのは明白ですね。

本当に赤ちゃんに影響あるなら、訴訟の嵐が巻起こっているはずです。笑

また、一般的なジアミンを使用しているカラー剤は1916年から100年以上使われているカラーですが、たったの1つも赤ちゃんに影響があったという事例は見つかりませんでした。

他にも「カラーリングをすると科学薬品が経皮吸収され、血中を回ってしまう」といった事を書いている人もいます。

が、本当に科学薬品が血中を回ってしまうなら、血液検査で一発で発覚するはずですよね?にもかかわらずそのような研究は一切発表されていません。

以上の点から言って、白髪染め等のカラーが赤ちゃんに直接悪影響を及ぼす可能性は限りなく、限りなく低いと言っても間違いないですね。

ただし!元美容師の私からすると、だからといって妊娠中の白髪染めというかカラーリングをオススメ!とも言えません・・・

その理由を解説してきますね!

妊娠中の白髪染めをオススメもしない3つ理由とは?

1,ニオイつわり

これについても限りなく可能性は低いのですが、、、妊娠中は香りにかなりかなり敏感になります。

お米を炊くニオイだけで猛烈な吐き気が襲うという人もいらっしゃいます。

カラーリングのツ~ンとした香りで吐き気をもよおす可能性も無くは無いです。しかも、このニオイつわりは突然発症する場合があるんですよね・・・

気分が悪くなったからと言って、赤ちゃんに影響がある可能性は低いですが「サロンなどで気分が悪くなるのは避けたい!」という人多いはず。

ニオイの強弱はカラー剤にもよるのですが、基本的にどのカラー剤もアンモニアを発するのでニオイが0って事はありません。

2,極低確率ながらアレルギーが発症する可能性がある

これもかなりかなり低確率・・・ではあるものの、やはり妊娠中は特に避けたいと思うはず。

本当に今までカラー剤でうんともすんとも言わない人でも、超々極稀にいきなりジアミンアレルギーを発症する場合もあります。

私自身、数千人以上はカラーリングしてきていると思いますが、ジアミンアレルギーになってしまったと言う人は一人いたか、いないか・・・くらいですね(汗)

「今まで滲みなかったけど、今日は滲みる」っという方は数名いらっしゃいましたが、アレルギーが発症したという人はいませんでした。

3,長時間座っている事で、体力を消耗する

私がもっとも懸念するのがコレ!サロンで白髪染めすると白髪染めだけでも1時間~くらい施術時間がかかります。

それにプラスして、移動する労力や美容師さんの話相手もしないといけないなどと、なかなか体力の消耗が激しいです。

中には臨月で、出産予定日10日前に「出産後はバタバタするだろうから今のうちに・・・」とカラーリングしに来て頂けるタフなママもいらっしゃいましたが・・・笑

もし、あなたが体力に自信が無いというのであれば、サロンで白髪染めするのは避けた方が良いように思います。

【私の体験談】シャンプー中に気絶してしまいました・・・

これは私が美容室に勤めていたときの実話なのですが、妊娠8ヶ月くらいの妊婦さんがカラーリングしに来て頂けたときのこと。

その妊婦さんは妊娠する前から来ていただいていたかなり常連のお客様で、その時もいつものようにカラーリング中はわいわいと会話が盛り上がっていました。

しかし、、、悲劇はシャンプー中に起こりました。

妊娠中ということもあったので事前に「気分が優れなかったりしたら、すぐに仰ってくださいね~」とお声がけをしてシャカシャカとシャンプーを施術スタート。

するとシャンプー台を倒してから数分後「ちょっと気分が優れないないです・・・」っと仰ったので私は「ではすぐに椅子を起こしますね。」と起こしたんです。

しかし、シャンプー台で横になった時にお腹で圧迫されていたのか、シャンプー椅子を起こした数十秒後に妊婦さんは気絶してしまいました・・・

速攻で救急車を呼んで何も問題なく、その後出産1ヶ月後に「無事出産できました~」っと元気に来店して頂けたので良かったものの、本当にあの時は焦りました(汗)

私の美容師人生でもたった一度しかありませんでしたし、必要以上に恐怖感を煽りたくはないのですが、そういったリスクも少なからずあるということは知って頂ければと思いますm(_ _)m

白髪染めが心配なママへ…元美容師の対策案を解説!

だからと言って「妊娠中は白髪を我慢しろ!伸ばしっぱなしにしろ!」とは言えません。

そこで!元美容師の現場経験から、思いつく限りの提案を書き綴ってみたと思います。

1,パッチテストをする

まずはコレ。私が働いている中でも最も多かったので「妊娠中になると、ちょっと滲みるようになった」というお悩み。

妊娠中はホルモンのバランスが変わってくるのもある為か、いつもはなんとも無いのに妊娠中だけ滲みる!っという人は結構多かったです。

多くの方はちょっと滲みるようになった程度なのですが、体質の変化でアレルギーが発症する可能性が0とも言い切れない・・・

なので、白髪染めに限らずですがカラー前にはパッチテストをする事を強く、強くオススメします。

本当は妊娠中に限らず毎回カラー前にはパッチテストはするべきなのですが、サロンなんかでもパッチテストしているお店ほぼ無いですよね(汗)

2,頭皮に付かないように、白髪染めしてもらう

サロンで白髪染めする時限定になりますが、カウンセリング時に

「妊娠中なので、カラーが頭皮に触れないようにお願いできますか?」

っと相談すれば大抵の美容師さんは頭皮に薬剤がつかないようにカラーリングしてくれる。。。はず。

少なくとも私が勤務していたサロンでは、「妊娠中のカラーは悪影響じゃなくてもちょっと不安」というお客様には頭皮につかないように根本0.2mmくらい上からカラーを施術したりもしていました。

ただ、デメリットとしては頭皮につかないように根本を空けて染めていくので、”白髪が気になるペースがやや早くなる”というのはデメリットではあります。

3,ジアミン不使用のカラー剤で染める

カラー剤の中でも最も刺激の強いアレルギーを誘発する成分は”ジアミン”という染毛料なんですね。
【元美容師が解説】白髪染めアレルギーでもOK!3つの白髪染めの長所,短所とは?

つまり、このジアミンが配合されていないカラー剤で白髪染めをすれば、ニオイつわりやアレルギーの心配は極限まで低くなるというわけです。

サロンでジアミンフリーのカラー剤といえばヘアマニキュアですね。

ジアミンの他にもアルカリ剤や過酸化水素水などの刺激が強い成分も未配合なので、通常のカラーよりはかなり優しいカラーです。

そもそも、ヘアマニキュアは頭皮に触れないように施術するので、アレルギーや肌が痒くなる可能性はかなり低くなります。

ただし!こちらの記事でも紹介しているように↓
⇛【ノンジアミン】元美容師が解説!かぶれない3つの白髪染めの長所,短所とは?

普通のアルカリを使用した白髪染めより色持ちは悪いです・・・大体2週間~3週間くらいしか色持ちしませんね。

更に髪の色を明るくすることができないので、やや暗めの色しか染めることができません。

そして、もう1つ私が提案したいのが”白髪染めカラートリートメント”
どっちが良い?白髪染め「カラートリートメントとマニキュア」3つの違いとは?

こちらもヘアマニキュアと同様、普通の白髪染めより色持ちは悪いのですがなんと言っても”手軽”とにかく手軽!

っというのも、ヘアマニキュアのように頭皮に付着しても、お肌に色が残りづらいので本当に普通のトリートメント感覚で家で染める事ができるんです。

正直、元カラーリストでもある私的には「カラートリートメントなんかで染まるはず無いッ!」っと認めたくない謎のプライドもあったのですが・・・

90商品以上検証してみると、染まるものは本当にしっかり染まりました(汗)
【86品検証】元美容師が激選!『白髪染めカラートリートメントBEST5』はコレだッ!

アルカリ剤等が配合されていないので、髪を明るくすることはできないですが

・サロンに行く必要が無い
・染めたいと思った時に染められる
・ヘアダメージレス

と言ったメリットを考えると白髪染めカラートリートメントは絶対に選択肢の1つに入れるべきだと思います。

ここまでのまとめ
・サロンで染めたい派はマニキュアor頭皮につかないようにお願いする
・自宅派の人は事前にパッチテストを必ず実施する。必ず実施する。
・アルカリ剤やジアミンの刺激が気になる人はカラートリートメントを絶対に検討するべき。

【結論】妊娠中のカラーはNGでは無いが、オススメ!とも言いづらいです。。。

私自身1000人以上白髪染めを施術してきましたが「妊娠中だけしみてしまってカラーが出来ない」というお客様も数名ほどいらっしゃって本当に心苦しかったです・・・

もちろん、なんとも無い人が殆どでいつも通り染められる人の方が圧倒的に多いです。

とはいっても「どうしても心配」「万が一の不安も無くしたい」という方もいるはず!そんな方はぜひ、当記事で紹介させていただいた対策案を検討してみて頂きたいです。

ただし!最後に紹介させていただいた白髪染めカラートリートメントについては本当に注意が必要。

っというのもカラー剤やヘアマニキュアなんかよりも染まる商品と染まらない商品の差がかなり激しいんです(汗)染まらない商品はぜんっっぜん悲しいほど染まりませんからね・・・

もし、あなたが少しでもカラートリートメントを検討しているなら絶対に以下の記事は参考にしてくださいね↓
【86品検証】元美容師が激選!『白髪染めカラートリートメントBEST5』はコレだッ!

現時点で90商品以上のカラートリートメントを実際に購入、検証しているので間違いなく参考になるはずっ!

ぜひぜひ参考にして頂ければと思います。

元カラーリストの私が86商品を購入&検証した結果、染まり,色味,色持ちが良い白髪染めトリートメントBEST5を発表します。

【86品検証】元美容師が激選!『白髪染めカラートリートメントBEST5』はコレだッ!

もし、あなたが「できるだけ明るめに染めたい」ならコチラのランキングも合わせて参考にしてみてくださいね↓
【2019】元美容師が86商品を検証「明るく染まる白髪染めトリートメント」TOP5を発表します。

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